ハイドロベーンの歴史

ハイドロベーン誕生と日本における総代理店

半世紀以上の歴史

ハイドロベーンの誕生は1968年のことです。イギリス人エンジニア、デレク・ダニエルズがこの優れた装置を発明し、同年ハイドロベーン社を設立しました。1970年代には、ハイドロベーンを使用した単独世界一周航海の成功例が続き、その性能と信頼性が広く知られるようになります。

2002年、カナダ人セイラーのジョン・カリーが優れたウィンドベーンを探す中でハイドロベーンと出会い、同社を買収。本社をバンクーバーに移転しました。ただし、製造は引き続きイギリスのノッティンガムにある自社工場で行われています。

ハイドロベーンは誕生以来11回のモデルチェンジを経て、現在のVXA-1 / VXA-2 モデルに至っています(現モデルも定期的に更新されています)。

過去のハイドロベーンのパンフレットの表紙

日本の総販売代理店

ハイドロベーンが装備されたクルーザーの前に立つパタソン氏

日本におけるハイドロベーンの総販売代理店は、Konpira Consulting(福岡市)です。同社代表のカーク・パタソンは日本在住30年のカナダ人。自身も豊富な航海経験を有し、所有艇シルクパース号(40フィートのスチール製カッター船)で11年間、ハイドロベーンの使用歴があります。この間パタソンは、太平洋横断単独航海のほか、外国人として初めて日本列島一周(2013~2015年)を完遂しています。

お問い合わせ